シミ治療で大事なこと

シミの治療にはレーザーや外用薬、内服薬などを使った方法があります。それぞれの症状に合った方法で適切に行うのが大前提ですが、それ以外にも治療にあたって大事なこと、気を付けたいことがあります。それが刺激がNGという点です。シミ治療中の肌は非常にデリケートです。

そのためちょっとした刺激でダメージを受けてメラニン色素を発生させ、色素沈着するおそれがあります。そうならないように紫外線や摩擦などの刺激には注意することです。さらに忘れがちですが、ストレスも肌にとっては大きな刺激となります。肝斑などはホルモンバランスの乱れという本当に些細な刺激に反応して現れるシミですが、そうではなく通常のシミであってもストレスという刺激によって悪化する可能性があります。

ただ、現代社会を生きるにあたってストレスフリーはまず無理ですので、ためこまないでその都度発散するといいでしょう。好きなことをしてストレスを発散することで、メラニンの発生を抑えることができます。さらにシミ治療中だけでなく終わった後にも刺激には注意しましょう。一見してきれいに見える肌でも、まだ未熟な状態です。

マッサージなどの摩擦や紫外線などで大きなダメージを受ける可能性が高いです。摩擦のダメージはマッサージなどをしなければいいですが、紫外線は何もしなくても降り注いでいます。そのため日焼け止めは必須ですが、それがまた肌に刺激となってはいけません。そういったことから治療自体を紫外線の弱い冬場に行うといいでしょう。